- 2013年2月 8日 18:46
- architecture
仕事で、久しぶりに現場へ出てきました。
今、施工図をお手伝いしている、工務店さんの現場です。
何枚か写真を撮ってきたので載せますが、問題があればすぐに削除します。
部分部分を撮ってるので、大丈夫かと思いますが。
「施工図のお手伝い=別にデザインした設計事務所がいる」わけですが、今回木造に関してはほぼ初めてみたいな状態だった様で、施工図にとどまらず結構細かい部分までサポートしています。
あまり気にされてはいなかったのが、屋根の割り付け。
基本的に単純な切り妻ですが、建物の形状に合わせて棟や軒先の位置が少しずつ変わるデザインでした。
自分の方で、屋根材の割り付けを追いながらキレイに納まる寸法を押えて、図面におこす形をとりました。
結果、半端なものも無くキレイに葺き上がったようで、安心しました。
もちろん、職人さんの腕も良いのですがw
屋根材は、ごく一般的なガルバリウム鋼板です。基本的にメンテナンスフリーで長らく雨から家を守ってくれます。
葺き方はちょっと特殊で、「段葺き」というものです。水下側の板金と水上側の板金に段が付いているのが特徴的ですね。
横のジョイントも目立たない製品なので仕上がりがキレイです。
また、今回は、窓枠などの造作材の加工図も書かせてもらいました。(普段は、書いてもらう側です。
書くのは今回が二回目ぐらいでしょうか?
大工さんが書いた原寸図をもとに、木材加工用の図面を起します。番号は70ぐらいまでありましたよ。
こうゆう作業は、細かいディティールを考えていく普段の設計の作業にとても参考になり、勉強になります。
写真は組み上がった、ブラインドボックス。
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